その月々 暮らしまで入ってる?
20代で家を考えたとき
「買える気がする」
そう思う瞬間って
たぶん月々7万円台とか
8万円台に見えたときだと思う
今の家賃と
そんなに変わらないなら
自分たちでも
いけるかもしれない
そう思える金額
でも
暮らしって
住宅ローンだけで
できているわけじゃない
土地代があって
外構費があって
地盤改良費があって
登記費用
火災保険
固定資産税
引っ越し代
家具もいる
家電もいる
カーテンもいる
照明もいる
エアコンもいる
家のことだけでも
思っていたより
お金は細かく出ていく
そこに
いつもの暮らしが重なる
車の買い替え
子どもの教育費
保育料
食費
ガソリン代
急な医療費
子どもの服も靴も
びっくりするくらい
すぐ小さくなる
去年着ていた服が
今年はもう入らない
この前買った靴が
気づいたらきつくなっている
園で使うものもある
水筒
着替え
上履き
レインコート
夏の帽子
冬の上着
ひとつひとつは
大きな出費じゃない
でも子育て中の出費は
小さい顔をして
ずっと続いていく
それに
子どもが流行り病になると
仕事を休まないといけない日もある
パートなら休んだ分だけ収入が減る
保育料は払っているのに
その月の手取りは
思ったより残らない
そういうことも普通にある
だから家づくりで大事なのは
月々いくらなら
借りられるか
ではなく
月々いくらなら
暮らしを削らず
返していけるか
ここだと思う
家賃並み
頭金なし
20代でもマイホーム
そういう言葉は
たしかに背中を押してくれる
でもその言葉だけで決める前に
建てたあとの暮らしまで
一緒に見ておきたい
家は買えたら終わりじゃない
買ったあとから
毎日の暮らしが始まる
月々7万円台に見える家が
10年後も苦しくない家なのか
そこまで見てから
家づくりを考えてほしい
買える家と
暮らせる家は
同じようで
少し違うから
