最近まで家づくりを考えていたのに、一気に不安になった方へ
予定通りに進む前提では考えにくい時代の家づくり
最近まで、家づくりを前向きに考えていた。
土地を探していたり、間取りを見ていたり、住宅ローンを調べていたり。
「そろそろ本格的に動こうかな」と思っていた。
でも、ニュースを見るたびに一気に不安になってしまった。
またコロナ禍の時のように、いろいろなものが不足したり、
世の中が混乱して、暮らしも仕事も先が読みにくくなるのではないか。
住宅設備や建材の供給に影響が出ているという話を聞くと、
「こんな状況で家づくりを進めるなんて、無理なのでは」
と思ってしまう。
そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。

正直、その不安は決して大げさではないと思います。
今の家づくりは、数年前と比べても、
物価、金利、資材価格、納期、海外情勢など、
考えなければならないことが増えています。
遠い国の出来事のように思えるニュースが、
住宅設備や建材、輸送費、日々の家計にまで影響することもあります。
だから私たちも、軽く
「大丈夫です。今こそ建てましょう」
とは言えません。
今の時代に家を建てることは、
決して簡単な判断ではないからです。
ただ、不安になったからといって、
家を建てたいと思った理由まで、全部なくなるわけではありません。
子どもがのびのび過ごせる家にしたい。
家事がしやすい間取りにしたい。
冬寒く、夏暑い今の住まいを変えたい。
家賃を払い続ける暮らしを見直したい。
家族が安心して帰れる場所を持ちたい。
そう思った理由が、きっとあったはずです。
世界が不安定になったからといって、
今の住まいの悩みが急になくなるわけではありません。
子どもの成長も、家賃も、毎日の暮らしも止まりません。
だからこそ大切なのは、
不安をなかったことにして進むことではなく、
今の時代に合った進め方に変えることだと思います。
以前のように、
「この設備を選んで、この時期に工事して、この金額で完成する」
と、すべてが予定通りに進む前提だけで考えるのは難しくなっています。
だから今は、
家づくりも
"予定通りに進まなかった時"
を最初から考えておく必要があります。
たとえば、希望していた設備の納期が読めなくなった時。
同じような使い勝手や性能を持つ別の選択肢はあるのか。
建築費が想定より上がった時。
どこを見直せば、暮らしの満足度を大きく下げずに調整できるのか。
住宅ローンを組む時。
借りられる金額ではなく、返し続けられる金額になっているか。
もし今すぐ建てるのが難しいなら。
半年後、一年後に向けて、何を準備しておけばいいのか。
家づくりは、勢いだけで進めるものではありません。
けれど、不安だけで全部止めてしまうものでもありません。
大切なのは、
「今建てるか、完全にあきらめるか」の二択にしないことです。
今進める。
少し待つ。
予算を見直す。
仕様を調整する。
土地探しだけ進める。
資金計画だけ先に確認する。
今は建てないと決めて、準備期間にする。
選択肢はいくつもあります。
そして、その選択肢を持つことが、
不安定な時代の家づくりではとても大切だと考えています。
もちろん、家を建てる会社として、
私たちは最終的には家づくりを任せていただけたら嬉しいです。
でも、その前に大切なのは、
「本当に今進めて大丈夫か」
「ご家族の暮らしに無理がないか」
「もし予定通りにいかなかった時、どうするか」
を一緒に考えることです。
無理に背中を押す家づくりではなく、
不安な時
代でも、暮らしを守れる計画を立てること。
一日でも早く世界が穏やかになり、
つらいニュースが少しでも減ることを願いながら。
それでも続いていく毎日の暮らしを、
どう守り、どう心地よくしていくのか。
最近まで家づくりを考えていたのに、
一気に不安になってしまった方へ。
「こんな時に家づくりなんて無理かもしれない」
そう感じている方こそ、
まずは今の時代に合った進め方を一緒に考えてみませんか。
